加茂水族館(クラゲドリーム館)の話 その1
山形県鶴岡市の加茂水族館に行ってきました。
加茂水族館にはクラゲドリーム館というクラゲ専門の展示施設があり、クラゲ屋さんにとっては聖地とでも言える場所ではないでしょうか。いつか行ってみたいと思っていましたが、奈良から山形県へは大変遠く、なかなか行く機会がありませんでした。たまたま鶴岡市での人工クラゲ導入の話がありましたので、この機会にぜひ行かねばと工事の前日に山形に入りました。
同じ山形県内でも、山形市と鶴岡市では大変離れており、JRの電車で乗り継いで、約5時間(途中で2回、1時間以上の電車待ち合わせ)かかり、やっと水族館の最寄り駅に到着しました。が、そこは無人駅でバスもタクシーもなく、グーグルマップで調べたら水族館まで歩いて60分だったので、そのまま歩いていくことに。
途中のトンネルが封鎖されていたので、山道をこの方向にいけばなんとかなるだろうと、行くうちに道はなくなり、気を付けて歩いていたつもりが、滑りやすい靴だったこともあり、滑落してしまいました。空中を飛んで、着地したときには、服はドロドロに。
身体は痛まなかったのですが、クラゲ屋がクラゲの聖地に向かう途中で遭難かと、ふと頭をよぎるも、気をとりなおしてそこから2時間以上かけてやっと加茂水族館にたどり着きました。
ずっと来たかった水族館で、たくさんのクラゲを見てたいへん癒されました。来れてよかった。1時間の道を3時間近くかかってやっと水族館に到着したのでした。最寄りの駅で降りたのが、そもそもの間違いだったのです。車で行かないのなら、一つ前の鶴岡駅からバスが出ています。そのことはクラゲ館に着いてから知りました。鶴岡駅からのバスに乗って行くのが正解です。後で地元の人に聞きますと、僕が最初歩いていた道は旧道だったとのことで、新道を歩いて行けば水族館に辿り着けるとのことでした。ただし新道にも長いトンネルがあるのですが、ちゃんとした歩道の付いたトンネルだそうです。
クラゲの話を書くつもりが、クラゲドリーム館にたどり着くまでの話になってしまいました。続きはまた後のコラムで。
想芸館代表 奥田エイメイ
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